農業に挑戦
耕運機、農業資材関係商品
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農機具全般
農業をしたければ、畑地の確保が必要です。 さて、畑地はどうします? 普通借りますよね。
以下に私が畑地を借りてブルーベリー農園の真似事をした体験を記します。 今まとめ中ですので、エッセンスのみ紹介します。
詳細は、近日中に充実した内容で公開します。畑地の借り方から開墾まで一挙公開!乞うご期待を!!
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5月の連休中にブルーベリーの草刈りをした。鎌と鍬を担いで朝早く出かけたが
ブルーベリーの木が20〜30cmに伸びた草に覆われていた。早速、鎌で草を刈り
鍬で根っこを掘り起こす作業。10坪程度しかない場所の草取りに汗ダクダク。
結局その後、週2回土日曜日の朝に草取りに出かけること2〜3回。その間にも
先に草取りした場所にはまた新しい草が生えてきて『これじゃあ、今年は毎週土日に草取りだな』。
ブルーベリーは花も散り、その後にはぷっくりとした膨らみが.......

こんな所で畑を借りることができたらいいだろうな、てな考えで思い切って当たってみたら、、、、借りることができた。
6月中旬から、腰の高さほどある雑草の草刈りに夢中。どうにか刈り取りが終り今は1/5ほどまで開墾中。
100坪チョットの場所にブルーベリーを何本植えようかと思案中の毎日。
子供の頃、あれほど嫌だった草取りもあまり苦にならないのはどうして?
.本編に続く
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私が農業をやってみたいと思ったのは、40歳の頃です。
会社では、朝出勤するとまずパソコンの電源を入れてメール確認から始まり、各生産工場からのメールチェックをします。
9時半頃から、各工場から工程異常の連絡が入り始めてその処置を指示していきます。
気がつくと昼食休憩、そして午後からは再び工程異常の連絡、処置の指示の繰り返し。
そして、時々顧客からのクレームが発生します。大きな問題になると、残業時間に入ってから急遽、顧客のところへ
出張ということが幾度もありました。お客様のところへ行き、まず徹底的にしかられ、『どうしてくれる!!』と詰め寄られ、
どうにか対応策を提案して、帰社すると、こんどは請け負ってきた対応策に工場担当者から『そんなことできない!』と
反発されて胃の痛みが休まる暇はありませんでした。
土日の休日でも工場は生産部隊が交代勤務で作業していますので、工程異常が発生すると電話が自宅にかかってきます。
そのため、資料のいくつかは土日も自宅に持ち帰っていなければなりません。
5月、8月、1月の長期連休中もお構いなしで工程異常の連絡が入ります。
いつかは、年末の連休で泊りがけでスキーに行っていた時も、滑走している最中に携帯が鳴り、
あわてて旅館に戻って持参したノートパソコンから工場へ指示、
帰宅途中にも連絡が入り、途中のパーキングエリアに入り、そこから指示。
夏のキャンプ旅行中もキャンプ場の受付事務室からパソコンで指示・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そのような生活が何年も続いたころ、妻がベランダでいろいろな種類の花を栽培していることに気が付いたんです。
それまでそんな日常的なことには気がついたことはなかったくらい、自宅でも工場のことばかりで頭が一杯だったんです。
そして、その花を見ているとすごく気が安らぐことがわかったんです。
それ以降、休みの日には時々ホームセンターや花苗屋さんに行くことが多くなって、自分でも栽培するようになったんですが
妻と同じコンテナ栽培では面白くないと、農業新聞をとるようにして情報集めをはじめました。
そんな時、静岡のほうでブルーベリー農園を経営している記事を見つけたのです。
当時は『ブルーベリー』ってなんだ?
と思いましたが記事では農園での夢が語られていて、青空の下で働くことに興味が沸き、
一気に引き込まれてしまったというわけです。
それからは、自分でもブルーベリーを栽培してみたい。
そして、できれば、農園みたいなことまでできないかと夢は膨らみました。
まず、土地探しです。
自分の畑地を持っているわけではないので、どこかで借りなければなりません。
でも、どうやって借りればいいんだろう?
いくらくらいなら借してもらえるんだろう。
とわからないまま、自宅周辺から始まり、隣村周辺を車で見て回りました。
会社へ出勤する時も朝早めの家を出て遠回りをして適当な場所がないか、
土日も時間があれば車で畑地探しの毎日でした。
そうやって半年ほど経ったころ、
親戚の田んぼの脇に5坪ほどの土手があり、そこを借りることができたのです。
早速、ブルーベリー苗を千葉県の業者から20本ほど購入して植えつけました。
しかし、私がやりたいのは農園の真似事です。
土地探しはその後も続き、そのうち、貸してくれそうなところが分かってきました。
休耕田や休耕畑です。
田舎では、若い人は会社へ就職したりして都会へ出ていってしまいます。
残った親は先祖からの田んぼや畑を守っていかなければなりませんが、
歳をとって農作業も満足にできなくなってくると、もう世話ができなくなります。
今の日本には、そのような田畑がいっぱいあります。
休耕田や休耕畑を見つけてはそこで作業しているおじいちゃんやおばあちゃんに
『どこかで畑を貸してくれそうな人、いませんかねえ』と世間話をしながら聞いていったのです。
おじいちゃんやおばあちゃんは話好きですから、いろいろな話題に話が飛びますが、
あせらずに話を聞いてあげると『ああ、あそこの○○兵衛んとこは最近畑をほっぽらかしておるなあ』
というような情報にたどり着きます。
○○兵衛じいちゃんのところへ行って、『畑地を貸してもらえませんでしょうか?』
『ああええよ』・・・・・
『おいくらくらいで貸してもらえますか?』・・・・・・
『金なんかいらんよ、畑をやってくれるんなら』
私、『えっ!・・・・・・・・・・・・・・・』
そうなんです、
田舎でも若い夫婦や若い子供がいる家では、こうはいきません。
別のところで娘さんがみえるおじいさんに話をしたら、
娘さんが出てきて『いくらくらいが相場なのか分からないので、親戚に聞いてみます』とのこと。
後日、わかったのですが、近くの田んぼに工場が建つ予定で、
その田んぼの持ち主は一反あたり30万円/年の契約で貸したという情報が流れていたのです。
当の娘さん『いくらで借りたいんですか?』です。
田舎で休耕田や休耕畑をかりようとするなら、
若い人が出て行ってしまったおじいちゃん、おばあちゃんと仲良くなることです。
でも、あくまで親切に本気でやさしくして、いい友達になってくださいね。
おじいちゃんやおばあちゃんは寂しがっているんです。
畑地を貸すことで、若い人と話友達になりたいから無償で貸してくれるんですから。
また、いくら無償だからといってもお歳暮やお中元くらいは届けましょう。
私はこうして2軒の農家から計150坪ほどの畑地を借りることができました。しかも無料で!
ところがです・・・・・・・
その畑地は何の手入れのされないまま数年放置されていたわけですから、
半分は背丈ほどもある雑草が生え放題。
残り半分は2,3cmの太さの竹林と化していました。
雑草は草刈機を借りて何とかできましたが
、竹林にはてこずりました。
結局、竹林も草刈機で強引に切断することを繰り返して1ヶ月ほどで、表面上は見通せるようになったんですが
今度はどうやって耕すかです。
最初は、鍬をつかって人力で掘り起こし始めました。
2、3坪耕した時点でダウンです。
とても、素人が人力で150坪を耕せるはずがありません。
大きな草の根っこは一つ一つスコップで掘り起こしていかなければなりません。
ましてや、竹林の根っこなどスコップで間に合おうはずがありません。
『どうしたらよかんべ』と 田舎言葉が出てしまいます。
『耕運機を借りるしかなかんべ』
それから、耕運機探しです。
近くのホームセンターの角に古い耕運機を見つけました。
ホームセンターの店長に交渉です。
『あの耕運機ですけど、いくらかで借りることできませんか?』
『ああ、あれか。あれは壊れとる。何回か直そうとしたがだめだった』
『私が診て、修理できたら貸してくれます?』
『直ったら、貸してあげてもいいけど、無理やろ』
すかさず私、『でも、もし直せたら、一生無償で貸してもらえませんか』
『ウウーム、まあやってみいな』
『ラッキー!』
暑い夏の日でした。朝からホームセンターへ行って耕耘機の解体です。
エンジンは若いころ自分の車の電気関係をいじくりまわした経験しかありませんが、なんとかなるでしょう。
配線や点火プラグ、キャブレターも分解してクリーニングです。
特にキャブレターの内部は長く放置されていたため一部で錆が出ています。
細かい目のサンドペーパーで丁寧に錆を除去して汚れを拭き取っていきます。
さあ、組み立てと思いきや、『ネジが締まらん!』、部品の方向が逆であることに気がつくまで1時間。
悪戦苦闘の末、どうにか組み立てが終了。
太陽がさんさんと照りつける中、5時間かけて解体、組み立て。
14時頃、燃料がキャブレターまで来ているのを確認して始動用のロープを思いっきり引っ張りました。
スポン、スポン、スポポポポ、クスン
二回目、
スポン、スポン、スポポポポ、ポポ、クスン
三回目
スポン、スポン、スポポポポ、ボボボボボッ、ボッ、ボッ、ボボボボボボボー!!!!!!!
成功です!
回りました、回りました。
店長のところへ行って『直りましたよ!』
『えっ 直った!』
店長と一緒に元気に復活した耕運機のエンジン音を聞きながら、荒れた畑地を動き回る姿を想像していました。
もちろん、店長には無償でお借りすることができました。
この時以降、店長からはいろいろな夢を聞かせてもらい、私にとってはいい刺激となってます。
続く>>>>
耕運機があれば、もうあとは耕すだけです。
最近の耕運機は家庭用に小型化されていて、最小クラスのものでは深く掘り起こすことができませんが、
私の借りた耕運機は、昔のものですから小型といっても作りがしっかりしてます。
ボボボボボボボ! と力強いエンジン音を響かせながら、
長い間放置されて固くなった畑地も深く掘り起こして行きます。
草の大きな根っこも、何回か力づくで繰り返し耕すと、根っこが細切れになって飛んでいきます。
竹林の根っこはちょっとてこずりましたが、耕運機は力強く掘り起こしてくれました。
太陽が照りつける中、耕運機を操っていると、何もかも忘れてしまいます。
首からは汗がしたたり落ちてきますが、大地を耕しているんだとの実感から汗が爽快なものと感じることができました。
世の中にはいろいろな仕事がありますよね。
私が学校を出てから就いた仕事は頭の中で考えて処理していく仕事でした。
汗をかくことはありませんが、仕事のことで悩んだりして頭の中はいつも不完全燃焼ばかりでした。
畑を耕して休日の一日を終えると、心の中は充実感で満たされているのを実感できました。
畑を体力勝負で耕している時の爽快感は自分の人生の中でも味わったことがないものでした。
いや、似たような経験は穂高や槍ヶ岳に登っていた時にもありましたね。
体を思いっきり使って何かをするというのは、精神的な開放感をもたらしてくれます。
と、いろいろなことを考えている間にも、耕運機はどんどん掘り起こしていきます。
『おまえ、いいやつだなあ』
愛着も沸いてくるというものです。
このようにして、150坪の荒地は1ヶ月ほどかけて全て耕し終えることができたのです。
耕した畑に、油粕や硫化性肥料をまいて苗植え付けの準備をしたところで一服。
畑の隅のほうには、サツマイモやサトイモなども植えつけました。
いよいよ、ブルーベリー苗の手配です。
インターネットで調べた千葉県の業者から
4品種を計200本購入しました。
ブルーベリーには、いろいろと品種があり、大きく分類すると暖地向きのラビットアイ種と
寒冷地向けのハイブッシュ種になります。
本などを頼りに、ラビットアイ種を3種類、ハイブッシュ種を1種類にしてみました。
約2週間後、苗が到着して植え付けを始めましたが、
これも、結構大変でした。
入手した苗は70、80cmくらいの一年ものでしたので、植え付け穴を深さ40,50cmくらいに掘る必要があります。
全部で200穴掘るのは、スコップによる手作業しかありません。やっとの思いで200本全てを植え付けたのです。
ちなみに、植え付け穴は50cm以上深く堀り、中に保湿性のよいピートモスを入れてから苗を植えつけています。
ブルーベリーは根が細いため、借りた畑のように緻密な黒土には向かないそうです。
また、水分がたっぷり必要でありながら、水はけが良くないと根腐れがおきてしまうそうです。
私のやり方は所詮素人ですから、かなり無理があったようですね。
品種も岐阜の西濃地区ではハイブッシュ種には向かないです。
植え付け後、2〜3ヶ月でほとんどが枯れてしまいました。
畑地の場所が近くに川がない高台であったため、水の確保も大変でした。
畑の一角に5m×5m、深さ1mほどの池を作り、中におおきなビニールシートを敷いて、雨水を貯め込むようにもしました。
かなり、大変でしたが形だけは150坪のブルーベリー農園の完成です。
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非常な思い込みで開墾から始めて作ったブルーベリー農園でしたが、
借りていた畑地が近くの工場の駐車場になるということで、苗を植え付け後2年間で私のブルーベリー農園計画は
頓挫してしまいました。
ブルーベリーは植え付け後3年目くらいからが本格的に実を着け始めますので、
開墾した畑地で収穫することは叶いませんでした。
現在は、残った苗40本ほどが自宅の畑に植え付けてあります。
毎年、8月ころから次々と実を着けて、朝食時のデザートとして楽しませてくれています。
最高で2kgほどが収穫できたに過ぎませんでした。
今でも、当時夢中で耕して流した汗の爽快感は忘れることができません。
うまく、リタイヤできた時には、また、あの夢を追っかけてみようと楽しみにしています。・・・・・・・